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渡辺竜平のハリウッド片道切符 第21回 リアルハリウッド2 〜強制ハイキング〜
渡辺竜平のハリウッド片道切符


奇跡的に空いたコップの穴。前回の更新からもうあっという間に時間が経ってしまった・・・その間に前々から予定していた引っ越しは終わった。ハリウッドへ一歩前進?したかどうかはまだわからないけれど、今回は前回更新から今日までに起こった出来事を書き残したい。

まずは平和な話題から・・・

ハリウッドでウロウロしていて、ある脚本家に出会った。(ウロウロという表現には語弊があるかも(汗))これもまた2パーセントぐらいの可能性での偶然な出会いだった。(そろそろ2パーセントという数字をよく使うことが読んでいる方にバレてしまったかもしれない)彼は20代後半か30代前半ぐらいの年齢で今は脚本家としてエージェントに所属しているらしい。そして、異色の経歴の持ち主で昔は日本でバンドとしてお金をもらっていたり(純粋なアメリカ人ですが)、アメリカで俳優としていくつかの仕事をしたり、時間があるときは役者のヘッドショットを撮ったりしているらしい。経歴が直線的じゃないところに異様な共通点を感じる・・・彼は手探りでやりたいものを見つけ、ただ自分はまだ手探りで泥沼を掘っているという違いを除いては・・・

現在、彼が抱えている脚本は9つ。(スゴい・・・)そして、そのうちのひとつはエージェントにも気に入ってもらっていて、なんとあのスパイダーマンのゴブリン役の役者のジェームズ・フランコが興味を持っているらしい。少し話しは変わるけれど、ハリウッドではお金さえあれば、誰でもハリウッドスターを雇える可能性があるということを知った。それとは別として、ハリウッドの役者自らが興味を持つ脚本を書く彼はスゴい。役者が演じたくなるような脚本とそうでない脚本の違いを自分も理解していきたい。彼とは、日本についてなど雑談なども交えながら会話をした。こういう何気ない会話も、日本人とアメリカ人の考えの違いを理解するうえで重要な材料になる。そして、彼がどうして音楽を辞めて、今の場所に行き着いたかなどもいろいろ話していった。音楽については、音楽業界にはお金がないときっぱりと語っていた。実際、ハリウッドで期待の星のような存在の彼でも、ときには役者の写真を撮ったりしてお金を稼がなければいけない。そう考えるとハリウッドという大きな夢の世界の前には、本当に現実的な世界が立ちはばかることが伺える。外国人だから成功するのが難しいとかそういう話ではなくて、ハリウッドでやるということはアメリカ人にとっても、楽ではない。彼に脚本を書いて自分で映画を作りたくはならないか聞いてみた。映画を作っていたこともあったけれど、それにはとてつもない労力が必要だと言っていた。自分に向いているもの、それが脚本家だったらしい。そして、自分も静かに映画製作を学び始めたことを告げ、話を進めていくと、なんと映像製作の同じ先生を知っていた!!なんていう偶然・・・別にそういう事実を知ってて知り合ったわけでもないから不思議だとしかいいようがない。彼の人生からは本当に多くを学んだ。わからないことにも真剣に応答してくれた彼には感謝したい。そして、彼に少しでも追いつけるようにやってみたい。

この期間、オーディションにも行っていた。以前よりはわずかに手応えを感じてきていた。そして、実は小さな役のオーディションに通過したのだけれども、そんなに話はスムーズに行くはずがない・・・それは、学生として来ているので、労働許可の問題で話が駄目になってしまったということ。簡潔にポイントだけ抑えると、メジャーな作品の大きな役を取るかもしくはエージェントのサポートを受けてビザの申請を行うかしないと働けないということだった・・・これからは予定していたよりも時間はかかると思うけれど、柔軟に対応していかなければいけない。とりあえず、そこの部分は長期のプランになると思うので、しぶとく行きたい・・・

それからいつも通りハプニングは起こった・・・

もう今となっては何の話題になるかは言う必要はないと思うけれど、それはもちろん車の話題だ。「またかよ!」という友人からの声が聞こえてきそうだ・・・
フリーウェイで快適に高級車と肩を並べながら走る。ただ、僕の車が古いのは、外側だけじゃないので、なめちゃいけない。別になめていたわけじゃない。そして、メンテナンスを怠っていたわけでもない。ただ、それだけじゃ古い車を管理するには、十分じゃないんだ!!・・・隅の隅まで一部の隙も見逃してはいけない。不覚にも今回はまた小さな穴を見逃してしまった。どうやら僕の車は僕にメカニックに転職するように勧めているようだ。そんな勧誘に乗ってはいけない。

何が起こったって??

フリーウェイでの仮初の快適な運転を続けているとエンジンから不吉な機械音がしてくる。正常じゃない。これまでの十分過ぎる運転サバイバル訓練から学んでいたので、何かが起こっていることを感知した。急いで、一番近くの駐車場で車を停めることにした。が

「ガガガガッ・・・」

ハンドルが切れない・・・もう最後の余力も残っていないのか・・・ドラゴンボールのゴハンだったらもう少し頑張れると思い、車がもう壊れても(この時点でなにかがとっくに壊れている)と思い、ハンドルを思い切り切る。停まった。

ホラー映画で、開けちゃいけないドアを開けるかのように、恐る恐るボンネット(ボンネットという名前は恥ずかしながら忘れていました・・・)を開けてみることにした。開けちゃいけないことはわかっている。でも、開けなきゃ何も始まらない・・・見たくない何かがきっと・・・目の前に・・・「オリャ!」広がっていた。。エンジン左部分が茶色に染まっていた。まだ、水水しい。鮮度が喜ばれるのは築地だけだ!!その光景に軽く左フックを浴びせられ、それから車の下部に右アッパーでKOされた・・・
車の下部からは血のようにドロドロと茶色の液体が零れ落ちる。止まる気配はない。勢い余ってまだナンバープレートのない隣の新車の下まで流れ込む。隣の車の持ち主には、ごめんなさいと謝った。

それから僕はテレフォンオペレーターばりに電話をかけ続け、なんとか車をメカニックまで持っていった。やっぱり牽引車は力強い。また、エンジンがやられたか??ハッピーなことにやられたのは、パワーステアリングとブレーキだった。なんだ、そんなことか♪って安くはない・・・そろそろこの車に後悔をしてもいい頃かもしれない。でも、最初の一台ではあったし、ある意味普通じゃできない体験をこの車だからこそできたからなんとも言えない(苦笑)

それから再び電車生活を始めた。引っ越しのおかげでハリウッドとの距離はかなり縮まった。が今回は駅と家との距離が離れた。「丘が足に痺れるぜ!」ってきっとロッカーだったら言うことはほぼ確かだ。バスも見つからず、誰も都合がつかなかったので10km以上の距離を気合いで歩いてみることにした。ジーパンに肩掛けカバン、そして、死なないように買った1ガロン(3.78リットル)の水を手にし、家を目指す。重いから飲んでしまえと水を飲む速度は加速するが足は重い。日陰がないところが100メートルぐらい続くときは少し休息を入れた。体の温度とむき出しのペットボトルの中の水の温度は上昇する。やっぱ、アメリカでかいわ!そう思いつつ、2時間30分後なんとか家に辿り着いた(汗汗汗)アメリカに来てから一番歩いた。

慣れない生活は人生をより難しくする。そういつもと5分違いの全く同じ名前の電車にとんでもないところに連れられてしまった(汗)・・・歩いては帰れない。そして、なんとか都合がついた友人に助けてもらうことになった。彼はそれから1時間以上後に来ることになった。駅のプラットフォームのベンチで来ない電車を待ち続ける。夕焼けにカラスがいないので侘しい。途方に暮れ、しばらくすると・・・まだ、友人は来ていないけれど、突然現れた、白人のちょっと毛の薄くなった感じの良い植物好きそうなおっちゃんが話してきた。


お「ココ座ってもいい?」

僕「はい」

この人は右端のベンチに座り、しばらく携帯ゲームで時間を潰していた。ピコピコと暢気な音が流れてくる・・・そんなムードでは、決してない自分。しばらくして、彼は飽きたのかゲームを止める。そして

お「君はどこに向かうんだい?」

僕「実はどこにも向かってないです」

と事情を説明し、間違ってここに行き着いたことを告げると・・・

お「You poor bastard!(かわいそうな奴だな、君は)」

と映画でしか聞いたことがないようなフレーズを笑って言われた(爆)そのあまりに滑稽な姿に僕も思わず笑ってしまった(笑)

彼は電車で歯医者に向かうらしい。しかも学校付属の歯医者に行くらしい。アメリカの歯医者は半端なく高いが、彼いわく学校付属の歯医者は安いとか。それから彼とは雑談を続け、彼の電車が来たところで別れた。おもろいおっちゃんだった(笑)
アメリカでは、やっぱり年齢を気にせず、言いたいことが言えるのがやっぱり気持ち良いなと思った。年功序列であるってことは必ずしも悪いことではないけれど、大抵の場合はコミュニケーション取る上で壁になるのも確か。日本ではすべてがしっかりカテゴリ分けされ過ぎているような気がすると思った。でも、その几帳面過ぎるところに日本の技術があったりするからなんとも言えないのだけれども・・・

ともかく、それからしばらくして僕にも何とか救いの手が差し伸べられ、無事帰宅することができた・・・

というような行程を終え、今日に無事辿り着いた(笑)
2度目の本格渡米で今度は少しはアメリカの生活に慣れたと思ったらまだまだでした(汗)これからはもっと気合い入れてやってみます。ってより最近、根性試しみたいになっているような気が(苦笑)・・・まあ、望むところなんで(笑)ハリウッドにはとんでもない人達がいるなと最近強く感じますが、やっぱりそういう人達と競えるって、プレッシャーでもあるし、幸運なことでもあると思います。僕は千葉の田舎もんですが、それでも、ハリウッドで何かできるってことを証明しますので!

って割れたコップからこんなに長く書いてしまいましたが、今回も最後まで付き合って頂いてありがとうございます!!
ではまた更新させてもらいます〜!


続く・・・


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