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渡辺竜平のハリウッド片道切符 第7回 リアルハリウッド〜アメリカ突入〜
渡辺竜平のハリウッド片道切符


空港のゲートを通り抜けた。そうそこは日本の出口。自分みたいに一人で鞄を持って飛行機に乗り込もうとする若者達。一体どういう経緯で、どういうつもりで一人で海外に行くことになったのだろうと少し疑問に思った。ようやく僕の乗り込む飛行機のゲートに着いた。ここで自分の乗る飛行機を待つ。天気は悪化していつの間にかに曇り。そんな曇りもかき消すかのように僕の気持ちは燃えていた。もう新しい世界への
扉がもうすぐだと強く感じた。ときは経ち飛行機に乗り込んでいる自分。間もなく飛行機は離陸する・・・さぁ行こう。

日本からハリウッドのあるロサンゼルスまで約10時間。途中、雷雨の中に飛行機が突入したときには、これでまさか落ちるのかと本気で思った(汗)
でも、それから難を乗り越え、またわくわくして音楽を聴いたりなんかしているうちに僕は眠りについてしまった・・・

寝ていた僕でも、気づくぐらいの振動。今度は何が起きた!?・・・それは着陸の音だった。着いてしまった!!
ということで僕は空から一度もアメリカ大陸を確認することはなかった。だからこれから数週間経つまではアメリカにいることを信じられなかった。着いた。着いたんだ!空港で感じたことは海外の匂いがするなということ(笑)典型的な白人のアメリカ人ばかりいたわけではなくて、本当に多くの人種の人がいたので、ここが世界の中心のような感じがした。単純にココは世界だと思った(笑)友人のオスカーが迎えに来てくれていた。何とか群集の中で僕らは出会い、約2ヶ月振りの再会を果たした。前にも書いたけれど彼と弟のボビーは兄弟で日本に以前2週間滞在していた。オスカーが下町というTシャツを着ていたのが正直受けた(笑)彼の親友のダイも来ていた。僕らは空港を後にし、早速家へ向かう・・・

片道5車線のフリーウェイフリーウェイに乗った。一番最初に思ったことは路線の幅が広いということだった。自由の国はここまで自由かと思った。それと道路脇の枯れている木々が汚らしい。ここが映画では絶対に映し出さない場所か。
車社会。それを象徴するかのような車の量だった。これから僕にも絶対に車が必要になると思った。車の中では、日本で思い出話に花を咲かせた。そして、ダイともいろいろ話して仲良くなった。1時間もしないうちにフリーウェイを降りた。そして、僕らは家に向かった。住む場所は想像していたよりも、かなり安全なエリアだった。そして、荷物を降ろし、僕らは家の中に向かう。ここがアメリカで生活する拠点か。今までの21年の人生で他の場所に住んだことがなかったので、初めての引越しのような感覚。とにかくこれからみんなで食事をすることになった。アメリカの味の濃い食事をみんなで食べ、初めてのアメリカでの食事を楽しめた・・・

さぁいよいよここから生活を始めよう!!役者になるために何が必要か。今回のアメリカ滞在では、目的がいくつかあった。ひとつは役者について勉強する。もうひとつはアメリカで本当に役者をやっていきたいか確かめるということだった。そもそも、もし嫌いな場所で役者をやっていくなんて無理に等しい。ここが本当に人生を懸けてやっていく価値がある場所かどうか知りたかった。

長く滞在するために学生になった。だから僕の学生生活はこのときから約一週間で始まる。住んでいる場所はいい場所だったけれど、ひとつだけ問題があった。それは家と学校まで最低45分かかるということだった。最低と言ったのにはわけがありますが、その説明は後々ということで・・・
とにかく免許と車が必要だ。これが何よりも必要なものだった。まずは筆記試験を受けなければいけない。オスカーに頼んでDMVという日本で言ったら運転免許証発行所に行き、ここでガイドブックみたいのをもらってきた。全部英語だ(笑)結構テクニカルな英単語も出てきたので、辞書を片手に学校が始まるまで必死に勉強することになった。日本でも運転したことがないのに、なぜか海外で運転しようとしていることが変に思えた。

車がないと行ける場所が限られていた。だからこのときは勉強する意外何もできなかった。近くのコンビニに行くのに歩いたら30分はかかる。もうコンビニの中の便利という言葉を抜き取ってくれと思った(笑)3,4日後試験を受けることになる。展開が早い??そうは思ってはいなかった。すぐにまたDMVに向かい(連れて行ってもらい)試験を受ける。ここで驚いたことを発見した。カリフォルニアのこんな田舎のDMVにも、日本語版の筆記試験があるらしい。信じられなかった。けれど、もちろん日本語で試験を受けることにした。でも、それが裏目に出た(汗)英語で勉強していただけに、日本語の試験になるとニュアンスの違いがある・・・日本語で書いてあることが英語では何を指しているかわからなくなった。そして、初めての筆記試験はあえなく落ちた。筆記試験は3回目までは約30ドル(約3000円)だけで済むらしい。だから後チャンスは残すところ2回のような気がした。

ついに語学学校が始まる。このときの僕の英語力はまだまだで発音、自然な会話などができずにすべての面においてまだまだだった。
とにかく早くここで学べることは学び終えようと思った。こっちに来てから初めて、日本人に会った。やっぱりこっちにも結構日本人はいるんだと気づいた。アメリカ人はこの学校に先生ぐらいしかいなかったけれど、いろいろな国の人と文化交流することができた。このときできた友人のスティーブンに近くにあるDMVに連れて行ってもらうことになる。そう僕はまだ、免許を持っていなかった。そして、第2回目の試験も落ちてしまった。焦っていたのかもしれない。でも、今は一秒でも早くここで役者に近づくためにも免許が欲しかった。

このとき、どうやって学校に通っていたか。それは、電車を使うことによってだった。まさかアメリカでまた電車を使うことになるとは(笑)誰も予測していなかった。貨物列車みたいなローカルな電車と地下鉄を乗り継いで学校に行っていた。電車の中では、なぜかアメリカ人や他の学校の留学生に話しかけられたこともあったので、今ではある意味思い入れのある電車ですが。ただ、ローカルな電車の方は1時間に一本しかなったので、よく駅で一時間時間を潰していたこともあった(汗)そして、いざ3度目の試験へ・・・

結果は・・・なんとか合格。3度目の正直になってしまったけれどまあ良いか。ようやく仮免許を手にした。アメリカに来てから数週間でもう車のハンドルを握れるようになるなんて信じられなかった。そして、これから魔の路上へ・・・オスカー達は平日は働いている。だから夜の時間に隣に乗ってもらい手伝ってもらった。友人達には頼りっぱなしだったけれど、助けてくれたことに今でも感謝している。どうしてここまで助けてくれるかと聞いたら「リョウの夢を信じたいし、応援したい」と言ってくれた。だから絶対にその気持ちを裏切る訳にはいかない。また、ひとつ役者として成功するための理由ができた。夜8時過ぎからの駐車場での運転の練習の日々が始まった。マニュアル車だったので、数日間はまともに車を発進させることができなかった。

渡米後から約3週間が過ぎた。幻想のように感じていた街の見慣れない光景が当たり前のように思えてきた。そして、免許の本試験を受けることになる。最初の教官は白人のおばちゃんという感じだった。自分が外国人だということもおかまいなしの120%のスピードで話しかけくる。絶対にスピードオーバーだ。大事な場面で僕は彼女の英語を聞き取り間違いをしてしまい、それで試験を落ちてしまった・・・もう一週間後またチャレンジする。そして・・・ようやく免許を手に・・・自分の足として必要なものは残すところ車だけだった。

車をどうやって探そうか。地元にあるフリーペーパーやインターネット上を検索する。何台か車を見に行ったがいい車は見つからない・・・検索すること数週間・・・日本人オーナーの格安の車が売りに出されていた。安いのに良さそうな車だったので、急いで車を見に行った。車は少しへこみがある程度で状態は良さそうだった。特に問題はなさそうだったので、僕は友人と相談し即決した。このオーナーの方は日本人の女性の方でどうやら日本に帰国するとのこと。そのタイミングで車を受け渡ししてもらうことになった。それから数週間が過ぎ、引渡しの当日。車を洗ってくれていたオーナーさん。その気持ちが嬉しかった。最後に「頑張ってね」と言って車の鍵を渡してくれた。いつか映画に出て、ココで成長した姿を見せれればいいと思った。そして、僕らはここを後にした・・・役者をやるためのキーをひとつ手に入れた。

こうしてようやく車を手にした。すべてのことがうまく行っているように思えたが、そうではなかった・・・この車は相当なじゃじゃ馬だった。また、新しい試練がこれからたちはばかることになる・・・



続く・・・


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