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渡辺竜平のハリウッド片道切符 第4回 ハリウッド挑戦者〜足跡其の四〜
渡辺竜平のハリウッド片道切符


ハリウッドブルバードより
厳しい自主練習が始まった。というか僕にとっては、その練習が最大の楽しみにもなった。以前よりかは少し仕事をさせてもらえるようになった。いろいろな媒体に自分の姿が少しづつ出るようになった。映像や本を通して自分を見るのは何か変な感じがした。ほんの少しの変化でこうまでも周りは自分を見る目を変えるのかと思った。なにはともあれ、この頃ステージに立っている時間に一番生きがいを感じていたのは確かで、いい刺激もたくさん受けた。もう高校1年生の半ば。この調子で僕はずっとやっていくんだろうと思っていた。きっと二十歳を超えても。十代だったからまだ物事をいろいろな角度から見れていなかったんだと思う。ここだけが自分の居場所だみたいな。そして、今までアルバイトもしたことなかった僕は、少しづつ好きなことをやってお金をもらうようになる。人生初めて、自分でお金を稼ぐことになる。

良いことと悪いことは必ずバランスが取れているようにこのことによる反動は後ほどやってくることになる。

すべて軌道に乗り始めた。きっとこれまでの人生で一番忙しい時期を迎える。学校から自転車で帰ってくると間髪入れずにすぐにスタジオに行くような生活が日常茶飯になる。夏休みや休みの時間もいつしか地元の友人と過ごすより、仕事をすることが多くなっていた。でも、それでもそれだけの価値があることだと思っていたので、全く気にしなかった。

気がついたらもう17歳。クラスメイト達は大学受験を意識し始めていた。僕もほんのわずかだけれど、そういった意識を持ち始めた。でも、本当に進学するべきか本当は悩んでいた。ただ、絶対に遊ぶためには大学に行かないと決めていた。大学の見学に友人と一緒に行った事もあった。それでも、やっぱり腑に落ちなくて何か頭の中がモヤモヤしていた。大学に行くことイコールこのままありきたりな人生を歩いていくことのように思えた。決してそうではないんだけれど、この頃の僕にとってはそういうことと同じだった。

そして、時間が経つ。僕は地味に同じことを継続していた。ある意味では順調である意味では生活に特に目立った変化がなくなっていた。そんなある日、芸能界にいた親友たちと今後について話すことになる。このまま、バックダンサーとしてやっていき、アイドルを目指して5年先もやっていくか。僕らは悩んだけれど、本当にこのときは深い話ができたので、このときに行ったカフェが人生のターニングポイントかのように思い出せる。そして、そのときに雨が降っていたことさえ、今でも覚えている。本当に自分の人生の中で大事な瞬間だった。家に帰ってまた深く考えてみる。これまでの業界に関わる前の人生と業界に関わってからの人生を比べてみた。本当に幼いころに予想だにしていなかったところに来てしまった。少し遠くに来過ぎてしまったのか?夢だった世界で仕事をするということは僕に本当にいい刺激を与えてくれたのは間違いない。これまでは最高の時間を過ごすことができた。でも、これからはどうだろう??このまま誰かの後ろでずっとやっていくんだろうかと思うと、何か違う気がした。それともアイドルになりたいのか??それもなぜか違う気がした。(そもそも歌が歌えなかったので、それは論外でしたが(苦笑))
何でこの世界を選んだのか本当に深く考えた。それは、みんなから好かれる人気者になりたいからではなかった。やっぱり自分を表現したいという気持ちと表現している中で誰か他の人の人生を変えられるような感動を与えられる事ができるからこの業界でやっていく意味があると今思っているけれど、このときの僕では気づくことができなかった。そして、親友達に告げた。僕はもう辞めることにしたと。
そして、僕らはその後別々の人生を歩むことになった。中学3年生の頃から高校の2年生の半ばまでお世話になった事務所には辞めることを伝えた。よく考えたら約3年間という短い時間をそこで過ごさせてもらった。大事な時間を過ごさせてもらった。

さて、これから何をしよう??そう考えていた。この業界でやって行きたいか??答えは自分の中に見つからなかった。そして、とにかく今まで好きだったスポーツをまたやることにした。そして、高校のサッカー部に入った。人生の中で一度はちゃんとサッカーを勉強はしたいという気持ちが後押しをして、サッカー部に入った。周りの人からは2年生からサッカーを始めたサッカー下手な奴が来て、迷惑に思われてたかもしれない・・・サッカーを始めて、本当に難しいけれどすごいおもしろいスポーツだと思った。でも、何かが違った。あの舞台に立つような興奮はなかった。基礎を少し身に着けたぐらいの半年後にサッカー部を去ることにした。顧問の先生には、僕には両立できない他にやりたい事があると伝えた。本当に顧問の先生には迷惑をかけてしまった。このとき、絶対何かの形で、自分が言った事をどうにか証明すると心に決めた。このときやりたかったことはスポーツではなったんだと、後になって気がついた。環境が変わって自分を見失っていたのかもしれない。

高校2年生ももう終わる頃、また気持ちを新たにいくつかオーディションを受けることにした。何通か書類審査を通過したけれど、最後まで行き着くことができなかった。それは今考えると当たり前で、オーディションでやる演技なんてかじったこともなかった。そして、僕は普通の人が最初からできるぐらいの演技力をはるかに下回っていた(苦笑)これは言い過ぎではなくて、本当に演技の意味がわからなかった・・・だからといって俳優を目指していたわけではなくて、本当にやりたいことを模索していた。高校3年生に上がる前には、ある養成機関を見つけた。でも、そこは週5、8時間ぐらいはレッスンをやっていた。僕はそこに行きたい気持ちがあったので、高校を3年で辞めても行きたいと告げた。でも、このときの両親と学校の担任の先生の反対には半端ではないものがあった。本当にその度合いが違った(汗)僕は頭を冷やして考えた。高校を卒業してからどこかの養成機関に行くか、それとも今すぐにでも養成機関に行くか。この高校3年生の一年を削ってでも、養成機関に行く理由が見つからなかったので、しょうがないなという気持ちで一年待つことにした。気持ちばかりが焦って決断を無理やり下そうとしていた・・・

高校2年生の春休み。オーディションに落ち続けていた僕は何かを始めたかった。でも、それが何がわからなかったとき、ある広告が目に入る。それは英会話教室の広告だ。今まで落とし穴だった。実は中学2年生の時に英語に一目惚れしていた僕(笑)業界の仕事を抜かしては一番思い入れが強いものだったかと思う。オーディションには落ちまくっていたけれど、塾にオーディションはないと閃いた(笑)そしたらオーディションに受かって、忙しくなるまでは好きなことをやってしまえと思った!!好きなことだし、勉強ではあったから誰にも怒られない。これはハリウッドで役者になろうと思ったから始めたわけではなくて、将来自分の人生の中で絶対に英語を使うことが来るという自信があったから始めた。両親には、あとで返すことを告げ、お金を工面してもらった。これが人生で一番お金を借りたときだった(苦笑)

晴れて高校3年生になる。そして、英会話教室漬けの日々が始まった。

違う国から来ている外国人の先生と話す時間が何よりも楽しく思えた。毎日が新しい発見の連続。英語についてもあることにも気がついた。毎日英語を使ってないとすぐに英語を忘れてしまうと。そうして、僕はすぐに英会話教室に毎日通うことになった。一回一回のレッスンを無駄にしたくなかったので、レッスンで英語を人一倍吸収するために、家では、英会話の予習と復習を入念に行うように自然になっていった。僕の英語人生がここでスタートした。僕の内にあった英語を学びたい欲求がここにきて弾けた。このときの生活はまるで、ダンスの自習練習をやっている頃と同じになっていた。やっていたことは全然違っていたのだけれども。

オーディションについては、この時期には履歴書をパラパラと送っていた。でも、以前ほど大量には送っていなかった。そのせいか、次第に書類審査の合否の結果さえ僕の家には届かなくなっていたし、本当に書類が送り先に届いているかさえ疑いたくなった。きっと、このときの僕のオーディションに受かりたい気持ちの強さがこういう結果で出たのだと思う。とにかく高校を卒業しないと本当にやりたいことに専念できないだろうと思っていた。そして、何よりも英会話が楽しくてしょうがないかった。


それから、また約半年が経過する。この頃の僕の人生はどうやら半年単位で動いていたようだ(笑)それを、証明するかのごとく僕の中で気持ちが変化して、ある行動で現れた。今の生活に何かが足りていない!!業界とは、全く関わらなくなって1年。ようやく眠っていた自分の本当の気持ちに気づいた。




「舞台に立ちたい」

英語はまだ楽しかったけれど、舞台上での刺激だけがこのときの僕に足りないものだった。週一回でも、学校生活に支障にならない程度に何かやろうと思った。自分の中で何か表現したいという気持ちが一層強くなっていた。

僕は週1回レッスンがある養成機関を探すことになる。そうして、僕はまた新しい人生の交差点に出くわすことになる。これから、すべてのことが少しづつ糸で繋がっていくことになるのはまだ先の事。


続く・・・


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